冬のお菓子

埋み火(うずみび)・・・・炭の火を消さず灰の中に埋めた灰火のこと。

雪割草(ゆきわりそう)・・・ほかの花に先駆けて色とりどりの花を咲かせる。

熟柿(じゅくし)

浮寝鳥(うきねどり)・・・水鳥が水面に浮かんで眠るさまを表した。

銀花(ぎんか)・・・雪の結晶

玉霞(たまがすみ)・・・吹掛け絞りの可愛らしい古典椿。
花びらの先端を内曲がりにしておしべを包み込むような抱え咲きの慎ましい形の椿です。


雪の朝(ゆきのあさ)・・・雪の降った朝、さざんかの落花を避けて下駄で歩いた様子『雪の朝 二の字 二の字の 下駄の跡』江戸時代の女流俳人田捨女(でんすてじょ)が幼い頃詠んだ句を思わせるお菓子。

霜の声(しものこえ)・・・枯葉に音もなく霜が静かに降りる夜の様子。うっすら底に入れた青色の照り返しが深まる寒さを表しています。

聖花(ひじりばな)・・・寒い時期から花を咲かせるクリスマスローズ

笑柑(しょうか)・・・庭の柑橘がたわわに実り熟れている。『 熟れし= 嬉し 』いつも笑顔であって欲しいという願いを込めて。